INTERVIEW インタビューINTERVIEWインタビュー

今日はこれができるようになる!
という目標を持ってレッスンに臨むことが大切

NICO O'CONNOR

Class: JAZZ JAZZ FUNK

Tovaris  Wilson

ダンスとの出会い

ダンスとの出会い

高校生のとき、Latino Club(ラテンアメリカ系の生徒が集まるクラブ)に所属していて、そこでメキシコのフォークダンスを体験しました。それが私の一番最初のダンスとの出会いでした。そこからミュージックビデオなどを見るのが好きになり、ヒップホップやジャズファンクに魅了されて行きました。友人で歌手になった人がいて、ヒップホップを練習しながらバックダンサーとしても踊っていました。

サンフランシスコ近郊の大学に入ったとき、ジャズやバレエをやらなくてはならないと思い、レッスンを受け始めました。私のヒップホップの先生が、自分はヒップホップはすごくうまいんだけど、コアトレーニングができていないということを言っていて、自分の生徒たちにはしきりにバレエとジャズを受けるように言っていました。

その後、23歳のときにやはりロサンゼルスで挑戦をしてみたいと思って引っ越しました。エージェントも運良く見つかり、ヒップホップやジャズのクラスを受けながら、P!NKやPrimaJなどのアーティストのバックダンサーとしても踊りました。その中で、自分のダンスのパートナーともなるCandace Brownとも出会ったのです。

BDCでのクラスはどうですか

BDCでのクラスはどうですか

生徒の皆が集中して付いて来てくれるから、毎回がとても楽しいです。生徒たちにはもっと自信を付けてほしい。自分の身体を知り、身体のコントロールを学ぶことで、どんな振付も怖くなくなると思っています。

それから「Be patient!」と伝えたいです。物事を学ぶためには時間がかかります。だから焦らず、一つ一つのことを時間をかけて自分の中に落とし込んで行ければいいと思います。まずは振付を確実に覚えること。音楽も一緒に。そしてそのあと自分なりのトッピングを加えていければいいですね。

そして最後に最も重要なこと。それは「昨日出来なかったことで、今日のクラスで出来るようになりたいことは何か?」ということを自分に毎日聞いて欲しい。クラスには、必ず一個「これだけは今日できるようになる」というものを持って来て欲しいです。その気持ちがあるかないかで、クラスを受けることの意味が変わってきます。

BDCの生徒についてどう思いますか

BDCの生徒についてどう思いますか

皆、本当にクラス内のエチケットがいいですよね。集中力もあるし、敬意の念を忘れず、本当に優しい人ばかりだと思います。

質問をすることは怖いことではないので、頑張ってもっと質問をして欲しいです。舞台の上と違って、クラスの中は間違えても良い、とても安全な場所なので。ここで間違えれば、その場で直せばいのですよ。

BDCの生徒へのメッセージ

本当に皆、私のクラスを取ってくれてありがとうございます。東京にも今は素晴らしい先生たちが揃っています。日々トレーニングを積んで、自分のヴォイスを見つけてください。あなたというアーティストは他にはいないのですから。そして学ぶプロセスというものを好きになって下さい。これとこれができたらあなたは優秀なアーティストです、という切符はありません。だからこそ、学ぶプロセスを好きになって、成長し続けることが重要なんだと思います。

NICO O'CONNORClass: JAZZ JAZZ FUNK

PinkやPrima Jのバックダンサーとして活躍した他、振付師としても活躍中。「少女時代”Great Escape/Bad Girl”」「So You Think You Can Dance ”Poland”」「Britney Spears Femme Fatale World Tour」、 MTV では Rihanna のオープニングナンバーのアシスタントコレオグラファーを務める。舞台では「West Side Story」「The Macbeth Project」「The Wizard of Oz」「Cinderella」に出演。現在は L.A.のEDGEにて指導にあたる。生徒1人1人の個性を大切にしながら、ミスを恐れずに踊って殻を破るよう指導する熱心な姿勢は、LAのプロダンサー たちから絶大な人気を集めている。

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