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イベント・ワークショップ情報2018.11.13

「ALL ABOUT JAZZ –Direction 1–」 制作陣インタビュー

公演初日まであと

BROADWAY DANCE CENTER presents「ALL ABOUT JAZZ –Direction 1–」
12月14日(FRI)19:30開演
12月15日(SAT)13:00開演・17:00開演
12月16日(SUN)12:00開演・16:00開演

会場:渋谷区総合文化センター大和田 伝承ホール

 


BDC本公演「All About Jazz – Direction 1-」メッセージ
① Tomo
② Richard Pierlon
③ La Jon Dantzler
④ Tovaris Wilson <NEW!>
⑤ Leona Morimune <NEW!>


<演出: Tomo>

12月のBDC本公演「All About Jazz – Direction 1-」、リハーサルも着々と進んでいます。
今回の舞台は、私自身が演出をする事が決まる前から、原点回帰でJazzDanceにスポットを当てた公演のアイデアはあり、私からも提案をしていました。話が進む中、演出をしてみてはとお話をいただきました。私なんかで良いんだろうかという考えが一瞬よぎりましたが、いや!やりたい!そして踊りたい!と言う気持ちがすぐにそれを超えて行きました。
誰もが憧れた。もちろん私自身も、HIPHOPに傾倒しながらも憧れ続け、レッスンにも通っていたBDC。
動画サイトやSNSの急成長、オープンクラスで気軽に受講できるダンススタジオの増加など、踊ることやダンスを目にする機会が、求めぬとも向こうからやってくる程当たり前になっている昨今。そんな今だからこそ、BDCでしか成しえないダンス公演を創りたいし、観ていただきたいと強く思いました。
この舞台でのその大きな要素の一つとなるのは、海外からの振付師を多数招聘したことです。20年以上に渡りBDCの講師を務めているRichard Pierlon、Tovaris Wilson、そして新しい風を吹き込んでくれるLa Jon Dantzler、Leona Morimune。普段はニューヨークとロサンゼルスを拠点にしているこの4名に、それぞれが得意とする分野から、個々に思う「Jazz Dance」というテーマに向き合っていただき、振付をしてもらっています。

(写真:大洞博靖)

 

海外からインストラクターを常に呼び、一年を通して、毎日そのクラスが受けられるというのは、これほどまでにダンススタジオが増えた現在でも、ここBDCだけです。実際、都内に居ながらにして、世界中のダンサー、振付師、そして講師から、それぞれの国の「ダンスの今」を聞いたり教えてもらえるというのは、とても刺激になりますし、感性も磨かれます。
それが作品となると、尚更です。高い要求、破らなきゃいけない壁…。ダンサーにとって、それらは容易ではないですが、大きく成長できるチャンスです。また、お客様にも、日本に居ながら、世界で活躍する振付師の作品をご覧いただける貴重な舞台になると思っております。
今回の公演は、コアなBDCファンやJazzDanceファンの方はもちろんのこと、初めてBDCの舞台を観るという方にも、楽しんでいただける公演を目指して10名の振付師・31名のキャスト全員が気持ちを高め、リハーサルに励んでおります。ダンス鑑賞に、ルールはありません。とにかくダンサー達が「そこに居る」という日常であって非日常である空間をお楽しみいただきたいと思っています!12月、伝承ホールまでお越しいただけたら嬉しいです。

 

 


<振付: Richard Pierlon>

Richard先生にとってのJazz Dance とは?
私にとってジャズダンスというのは、あらゆるテクニックを融合させたものの究極の形だと思っています。バレエ、モダン、ファンク、アフリカンなどなど。本当にジャズダンスを踊れるようになるためには、様々なダンススタイルを習得しないといけません。それがジャズダンスの「美しさ」だと思います。全てのテクニックの基礎を組み合わせることで、何でもして良いのがジャズダンスなのではないかと思います。だから私はジャズを教えているのです。好きなことが何でもできるからです!




BDCはRichard先生にとってどのような場所ですか?

ニューヨークに次いで、二つ目の家です。日本は、私にとって二つめの故郷なのです。
私が初めてBDCの公演の振付をしたのは、1986年でした。そのときは、2曲振付をし、自分も16曲に出演し、同時にクラスを教えていました(笑)。とても忙しい時間でしたが、本当に良い経験でした。それ以来、32年間BDCでクラスを受け持っています。

今回の作品について教えてください。
Smokey Joe’s Caféというミュージカルからの一ナンバーです。男性のスーツをショッピングする女性たちを描写しているシーンなのですが、男性の格好をしているけど、女性的にも見える振りを付けました。ダンススタイルとしては、テクニックをふんだんに使ったリリカルジャズと、ミュージカルらしいシアタージャズを組み合わせています。誰もが好きな買い物という情景を、格好良く、同時にセクシーに創りました。振付をするときは、必ず物語を語れるように作ります。歌詞も振付も照明も衣装も、全てがパッケージとなって、初めてストーリーを伝えることができるものだと思っています。曲を聴いた瞬間、私の頭のなかではその構成が思い浮かぶので、あとは素敵なダンサー達にそれを落とし込むだけです。お客様にはそのストーリーを、パワーを、面白さを感じ取っていただきたいです。そしてその人その人、それぞれの解釈で、楽しんで頂きたいです。

ダンサー(踊る人)へのメッセージをお願いします。
皆さん、トレーニングしてください。習った知識を保ち続けるためにも。そして習得した知識はクラスに持ってきてください。クラスには、今日が踊りをできる初めての日で、そして最後の日でもある、という気持ちで来てもらいたいです。自分の中に潜んでいるもの、それを発掘するためにあるのがクラス。それを職場でやってはいけませんよ。でもクラスでは、自分の気持ち、痛みや喜びなど様々な感情を模索し、表現して良いのです。自分のことを自分で知る。色々試す。それがクラスの時間です。そして、それがトレーニングです!



 


<振付:La Jon Dantzler>



今回の作品について教えてください!


「ずばりテーマは「女性の強さ」です!女性が持つパワーと言うものを表現したいと思いました。僕のスタイルは普段いわゆるヒップホップというジャンルにカテゴライズはされますが、僕にとって「ジャズ」というのは、「自由に感じて表現をする」というスタイルだと思っています。僕にとっての「ジャズダンス」とは、フィーリングを大事にし、型にはまらないもの。境界線を打破するもの。規定のルールを打ち破るもの。でもその上でアーティストでいること。今回の作品は、その観点から振付を行っています。なので僕の作品も、今回の公演の「All About Jazz」というテーマにしっかり当てはまると思います!ダンスは「ダイバーシティ(多様性)」です。だからダンスは美しいのです。様々な人に目と耳を傾け、それを吸収し、自分の表現の幅を広げていく。そんなことを大事にしたいと思っています。」



ご覧になる観客の皆様へ一言


「女性は美しい。女性はパワフルです。女性にはより強くなって欲しいというのが僕の想いです。だから自分の足で強く立ち、色々なことに挑戦をしてください。そうするためにも、土台をしっかり保ち、自分でオーナーシップを持ち進んで欲しいのです。今回の僕の作品も、そういう僕の想いを是非感じ取っていただければと思います。そして皆さんに元気になってもらえれば、大変嬉しいです!」


<振付:Tovaris Wilson>

Tovaris先生にとって「Jazz Dance」とは何ですか?
私にとってのジャズダンスという踊りは、とにかく力強いものです。同時に正確なラインを取り、見せられなくてはなりません。早い動きとゆっくりな動きのバランスが大事。しかもその動きと動きの繋がりと、それが起きている空間も、全てが融合して、初めてジャズダンスになると思います。ジャズダンサーには、力強さと正確性の両方が求められます。

それからジャズダンスにおいて最も大事なのが感情表現。これについては他のダンスの種類よりもさらにそう言えるかもしれません。ダンスでストーリーを語らなければならないんです。溢れ出る感情を、体の特定の動きを使って、相手に伝える。それがジャズダンスの特長だと思います。

 

今回の作品について教えてください。
「All Night Long」という作品です。ダンスを通して「調和」というものを表現したいと思っています。文化や宗教、国籍は皆違う。でもダンスでは、それらの違いを超えて、人々を一体化することができると思っています。そしてこの作品を通して、そう言ったダンスの威力に敬意を示し、「Celebration(お祝い)」としたいと思っています。

公演をご覧になるお客様へ一言

私の作品、そしてこの公演を見た後、もちろん皆さんには良い気分になっていただきたいのですが、幸せな気分になるだけではなく、何かの動機付けにしていただきたいと思っています。自分と異なる人との架け橋になって欲しいですし、自分と異なる考え方なども受け入れて欲しいと思います。そんなインスピレーションに、この作品・舞台がなれば嬉しいです。


<振付:Leona Morimune>

Leona先生にとって、ジャズダンスとは何ですか?
僕はバレエから始まり、ジャズ、ヒップホップ、そして今はコンテンポラリーと様々なダンススタイルを踊って来ていますが、自分がいま創るコンテンポラリー作品は、ジャズダンスから来る要素が多く含まれていることは自覚をしています。コンテンポラリーではあるけれど、コマーシャルでもあるし、テクニカルでもあるし、クリーンでもある。これはジャズのトレーニングを自分が受けてきたからこそ、組み込める内容だと思っています。

「ジャズ」と言うと、音楽でも踊りでもそうですが、クラシカルなところに起源があるものの、そこからある意味反骨精神を持って派生したもの、というイメージを持っています。その技術的な部分は引継ぎつつ、制限なく、ひと味もふた味も変えたものが「ジャズ」というジャンルだと思います。

観る人にとっては、より親しみやすく、共感をしやすい。でもそのようなものを魅せられるようになるためには、ダンサーは、あらゆるテクニックを習得しないといけない。それがジャズダンスだと思います。

今回の作品について教えてください。
音楽はエネルギーに富んだものを選んでいます。動きとしては、人があまり見たことのない動き、ちょっと変わった、人によっては異物感を覚えるような動きを、敢えて取り入れています。最初は自分には共感できないな、と思うような動きでも、観ているうちに、自分の体験とも結びつけられるような感覚を持ってもらえればと思っています。上手く表現できないですが(笑)。

まだ作品は作っている途中なのでどうなるかは分かりませんが、何か「マジック」のようなものが起こることを期待しています。初回のリハーサルも、7割は何をするかは決まっていて、残りの2割は実験的なもの、そして1割はマジックが起こりうるスペースを残したまま臨みました。最終的にどんな作品が出来上がるのか、私もとても楽しみです!

お越しになる観客の皆様に一言
私の作品も、この公演全体に関しても言えることですが、「好奇心」を感じて頂きたいと思っています。「あれは一体なんだったんだろう?」というような、不思議で自分でも言い表すことすらできない感覚でも構いません。忙しい日常の生活では、物事がパターン化しやすかったりします。そこに少しでも刺激になり、皆様の好奇心をくすぐれる作品を創りたいと思っています。劇場に来る前と、公演を見終わった後では、ちょっとでも違う感覚で、好奇心を感じていていただけたら嬉しいです!


 

BROADWAY DANCE CENTER presents「ALL ABOUT JAZZ –Direction 1–」 

演出 Tomo

演出補佐 imu 

振付

西林素子、本間智彩、龍美帆、LaJon Dantzler、Leona Morimune、Leonides Arpon、muttan、Richard Pierlon、Tomo、Tovaris Wilson

出演

板橋由起、岩間優子、内田葵、遠藤愛大、小澤萌奈、木村清美、栗原寧々、呉逸悠、今野友萌、塩川ちひろ、白髭真二、鈴木萌恵、西林素子、中島梨乃、中村遥佳、仲本詩菜、菜花、野島紗綾、藤原亜美、本間智彩、Aiko、ISABELLA、Leonides Arpon、Lise、muttan、SAHO、SAY、SHINZO、Tomo、Tovaris Wilson、Yu

スタッフ

舞台監督:白石定(ステージワークス)
音響:内藤勝博 (エスイーシステム)
照明:岡沢克己(照明探偵団)
サウンドデザイン: NOBUdaDREAD (SMOKIN’the JAZZ)
写真:大洞博靖
デザイン:杉山健太
撮影:高木伸一郎

 

 開演日時

 2018年12月14日(FRI) 19:30開演

     12月15日(SAT) 13:00開演・17:00開演

     12月16日(SUN) 12:00開演・16:00開演

ー全席自由
ー開場は開演の30分前
ー開場の60分前より整理券配布
ー小学生未満は入場不可

会場 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(東京都渋谷区桜丘町23-21)

チケット 4,900円(税込)前売

チケット取扱い
・BDC 新宿スタジオ

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<お問い合わせ>  
BDC All About Jazz製作委員会  Email: info@b-d-c.jp  TEL: 03-6279-1161