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BDC

BDC設立30周年記念ショーケース「Get Diverse-多様化せよ-」

東京国際フォーラムホールCにて、設立30周年を迎えたブロードウェイダンスセンターのショーケースを開催しました。

Celebrating the history of BDC

1984年に小さなスタジオを借りてスタートしたBDCが今年30周年を迎えたことを記念し、2015年5月に東京国際フォーラムホールCにて設立記念のショーケースを行ないました。出演者は総勢170名。半年近くに及ぶリハーサルをこなし、この大きな舞台に乗る準備を進めて来ました。

「Get Diverse -多様化せよ-」にかける想い

「Get Diverse -多様化せよ-」にかける想い

今年のテーマは「多様性」。遺伝子や種に多様性があるように、ダンスにも多様性があります。1つのジャンルを突き詰めるとともに、他の様々なジャンルの要素も取り入れる、そして深く広く表現のフロンティアを拡大していく。ダンサーにもその多様性が求められているのではないでしょうか。そんな想いを込めて付けた本公演のタイトルです。

「Get Diverse -多様化せよ-」にかける想い

ACT 1, 2, 3 and 4...

今回は初めての試みとしての4部構成のショーケース。個性が大きく異なる4名の演出家が、思い思いの意図を持って4つの異なる世界観を展開しました。

ACT 1 地球で遊ぶこどもたち(演出:やまだしげき)
ACT 2 Compass(演出:板橋由起)
ACT 3 The Healing(演出:Tovaris Wilson)
ACT 4 Power of Dance(演出:黒木トモ子)

ACT 1, 2, 3 and 4...

舞台上も観客席もDiverse。その中に共通の価値観も。

1500席もある国際フォーラムホールCでの3回公演。BDCのショーケースを30年間見守り続けてくださった方々から、今回初めてBDCの公演を観るという方まで、本当に沢山のお客様にお越し頂きました。多様性がある中にも、ダンスの力を信じるという共通の価値観により結びつけられた振付師・出演者たちと観客の皆様。エネルギー溢れる舞台に、沢山の温かい拍手を頂戴しました。

舞台上も観客席もDiverse。その中に共通の価値観も。

これまでの歴史を礎に

多様性を獲得するには時間がかかります。今までの30年と同様に、これからの30年もダンサーの多様性を育むスクールでありたいと思います。

これまでの歴史を礎に

DATA

ショータイトル:BDC設立30周年記念ショーケース「Get Diverse -多様化せよ-」
日時:2015年5月29日・30日
概略:国際フォーラムホールCにて3回公演

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