HOME > インタビュー
INTERVIEWインタビュー
私は米国中西部、ミシガン州の小さな街の出身です。本当に本当に寒いところです！７歳のころから、新体操の選手として活動していたのですが、腕を折ってしまいそれを続けることができなくなってしまいました。そんな中、出会ったのがダンスでした。
１０歳の時にダンサーに転向し、高校生のときは、私の街にあるダンスクラスでは物足りなくて、ニューヨークに何度も足を運び、先端のダンス技術やスタイルを学ぼうと一生懸命でした。母がとても協力的だったのには感謝しています。子供の頃はタップ、バレエ、ジャズを主に学んでいました。
高校を卒業するのと同時にニューヨークに引っ越しました。自分の街ではナンバー１のダンサーだと言われていましたが、ニューヨークに行ったら素晴らしいダンサーばかりに囲まれて、すごくショックでした。とても悔しかったです。私はジャズダンスを中心に学んで来ましたが、ニューヨークで色々なスタイルを身につけないといけないと痛感させられたのです。奨学金を貰いながらニューヨークのダンス学校に通った後、スタジオで働きながらレッスンを受け続けました。その後ロサンゼルスに移り、そこからダンサー・振付家としてのキャリアを積んでいきました。
まず、顔の皮が厚いことでしょうか（笑）。ダンサーは断られること、拒否されることが多いのが現実です。なので、ダンサーとして生きて行くためには、いちいち落ち込まない強い精神力が必要だと思います。
そして勿論「多用途性（Versatility）」が必要です。様々なダンススタイルでトレーニングを積み、踊れるようになっていなければなりません。ヒップホップで激しく踊っていて、次の瞬間「パッセして、ダブルターン、ピケピケピケ」と言われて、その通りに出来なければ、その場で仕事はなくなります。厳しい世界ですが、自分の磨きがいがある世界でもあると思います。
ロサンゼルスではクラスを受け持って、教えることに集中しています。世界を飛び回るのも大好きで、ダンスを教えながら世界中を旅しています。こうして東京でクラスを持つのは初めてですが、レッスンを通して現地の方々と触れ合い、文化を享受することができる。私にとっては本当に幸せなことです。
それから振付の仕事もしています。ロサンゼルスにナッツベリーファームというテーマパークがあるのですが、毎年ハロウィーンの時期になると、米国の人気マジシャン兼俳優Ed Alonzoが演出をするPsycho Circus of Magic and Mayhemというサーカス風の舞台が行なわれます。その振付を行なうのが、毎年の楽しみなんです！これからはテレビやコマーシャルの振付の仕事も増やして行きたいと思っています。
毎日クラスを受けに来てくれて、本当にありがとうございます！私は振付を考えるとき音楽の選曲から始めるのですが、皆さんがどんな曲に乗って踊りたいと思うかを日々考えながら、クラス内容を作って行っています。生徒さんのエネルギーをもらって、私も元気になるのです。私のクラスはジャズがベースにはなっていますが、コンテンポラリー、ジャズファンク、リリカル・ジャズなど、様々なジャンルの要素を取り入れ、レパートリーに富んだものにしています。初めての方も、不安がらず是非いらしてみてください！LET'S DANCE!
Melissa MilesClass: JAZZ
米国出身、幼少の頃より新体操を学び、その後ダンサーに転身。奨学金を得てニューヨークでダンスを学ぶ。現在はLAを拠点にダンサー・振付師・講師として活躍中。
Michael Jackson Japan Tributeのダンサー兼アシスタント振付師、Chris BrownやLudacrisのライブダンサーとして活躍。Music VideoではLil Mama “Dough Boy”やKaraの“Play My Game”に出演。また米国の人気マジシャン兼俳優Ed Alonzoが演出をするPsycho Circus of Magic and Mayhemという今注目のサーカス風舞台の振付師・ダンサーも務めている。
講師としては、LAのEDGEにてジャズのマスタークラスを受け持つ他、フランス、スペイン、韓国、メキシコ、カナダ等、各国にてワークショップを開講する人気講師。
40th ANNIVERSARY
Broadway Dance Center ® All Rights Reserved
