INTERVIEW インタビューINTERVIEWインタビュー

心に身を任せ、
考えすぎずに自由に踊る

Anes Krpic

Class: JAZZ JAZZ FUNK

Tovaris  Wilson

ダンサー・振付師になるまで

ダンサー・振付師になるまで

ハンブルグというドイツの町で生まれ育ちました。ダンスに出会ったのは16歳の頃。当時、付き合っていた彼女をダンススタジオに迎えに行ったのがきっかけでした(笑)。もともとダンスは好きだったんですが、ジャズダンスを初めて見た時、感動して惚れ込んでしまい、すぐに私もダンスを始めることになりました。そこからトントン拍子でダンサーとしてのキャリアが軌道に乗ったんです。ダンスを始めて間もなくREEBOK主催のダンスカンパニーに入団。カンパニーで活動している際、UNIVERSAL MUSIC に声をかけてもらい、有名なアーティストのバックダンサーとして活動を開始することができました。ダンサーとして活動する中、振付師が急遽欠席となり、私が振付を担当することに。これをきっかけに振付師として仕事の依頼を受けることも多くなりました。10代後半を迎えた頃には、ダンサー・振付師の傍らモデル業なども行い、世界中を飛び回っていました。20歳を機に、もっとダンスと向き合い、ちゃんと練習する時間を設けたいと思いLAへ移転。EdgeでTovaris師の元、ダンスに励み、2年後にはEdgeで教えるようになりました。

アニス先生のダンスの哲学とは?

アニス先生のダンスの哲学とは?

Flow(フロー:流れ・自由に動く)の一言。それは、頭で考えるのではなく、心に身体を委ねること。日本人のダンサーは完璧を目指す傾向があると思います。それは素晴らしいことなのですが、完璧の美しさの反面、欠点があってこそ個性の出る美しさもあると私は思っています。心に身を任せ、考えすぎずに自由に踊ることがフロー。BDCのダンサーにも是非心がけてほしいと思います。

 BDCのダンサーに向けてのメッセージ

BDCのダンサーに向けてのメッセージ

もっと肩の力を抜いて、怖がらずに、心と身体を開放してください。自分の踊りたいように踊ればいいのです。周りの目を気にしたり、自分に自信がなくて動きに制限をかけるよりか、自信をもって心に解放して自分らしく自由に踊ってほしいです!

アニス先生の今後の目標・活動

アニス先生の今後の目標・活動

MRCL.X(ミラクル エックス)という音楽・ファッション・ダンスを全て融合したようなプロジェクトを行っています。先日、スタジオで音楽の収録と、ミュージックビデオの撮影が終わったところです。音楽は、全て自分で作曲して歌っています。今は、MRCL.Xをどのように舞台で表現できるかを模索しているところです。

受講者の声

ANES先生のレッスンでは、カウントがいつもと違い、音に合わせて動き、「ワン・ツー・スリー」というカウントは無いことでとても鍛えられました。音楽の選曲や、取る音が、「さすが歌手の方だな」と言うくらい繊細です。Anes先生のダンスは、身体から音が出ているんです。表情を変えず、重い音から細い音まで身体で表現してしまうダンスは、惚れ惚れしてしまいます。

アップもそこまで難しくないですし、丁寧に何度も振りを確認してくれるので、ジャンルなど関係なく誰でも受けやすいと思います。ただし、アイソレーション力は必要になる振付だなと。

私自身もグルーブを意識したり遅ドリなど、課題を課してレッスンを受け続けましたが、最後まで納得いく踊りには辿り付けませんでした。もっともっと受けたいです。一度レッスンを受けた生徒をしっかり覚えてくれていることも、Anes先生の素敵な人間性だなと思いました。

Anes KrpicClass: JAZZ JAZZ FUNK

ドイツ在住。欧州やロシアを中心にミュージックビデオやPVを含む様々なアートシーンで、振付師・ダンサー・歌手として活躍中。Jazzに留まらず、ヒップホップ、エレクトロ、ハウスなど他ジャンルの要素を柔軟に取り入れた、流れるようでもありファンキーでもあるスタイルが特徴。LAのEDGEやNYのBDCなどでの教えの経験も持ち、現在はベルリンを中心にヨーロッパ全土で様々なワークショップを行う。Britney Spears、Vanessa Carlton、Enrique Inglesiasなどのコンサートの振付なども行う。

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