INTERVIEW インタビューINTERVIEWインタビュー

出来ないことなんてない。
とにかく学び続け、夢を追ってほしい。

Marco Virgili

Class: JAZZ CONTEMPORARY CONTEMPORARY JAZZ

Tovaris  Wilson

ダンスを踊り始めた頃のことを教えてください

ダンスを踊り始めた頃のことを教えてください

僕はイタリアのオルビエートという町で生まれました。要塞に囲まれる歴史豊かでとても美しい町です。ダンスを始めたのは14歳と、実は遅いんです。だから必死に練習をしました。ローマ、そしてパリに行き、たくさんの素敵な先生に恵まれたのが僕の運だったと思います。

最初は、コンテンポラリージャズとモダンジャズを始めました。でもすぐに基礎トレーニングが必要だと気がつき、クラシカルバレエ、リリカルもたくさんやりました。ショーにもたくさん出て、お客様にも自分の踊りをたくさん見てもらいました。

8年前に地元オルビエートに戻り、21歳でVertycal Loftというスタジオを始めました。地元からプロのダンサーを養成したいという一心で、最初は小さく始めました。そして、今年、もう少し大きめのスタジオに引っ越しました。内装も講師の選抜も、すべて自分でやっています!

Vertycal Loftでは、プロフェッショナルダンサーの養成に注力し、クラシカルバレエ、コンテンポラリージャズ、モダンジャズ、ヒップホップ、カポエラ、エアリアルなどのクラスを開講しています。

小さなカンパニーもあって、毎年ショーを開催して、時には劇場、時にはオルビエート市内のガーデンでパフォーマンスを行ったりしています。本当にとっても美しいです!イタリアの様々な振付師とコラボレーションをして、カンパニーのダンサーには、僕の振り付けだけではなく、色々なスタイルの振り付けを踊ってもらっています。

ダンサーに必要な素養とは

ダンサーに必要な素養とは

ダンスが上手くなるためには、、、とにかく、いろいろなスタイルのダンスを経験・習得することです。新しいスタイルは常に挑戦ですね。でも、それがいいんです。

先生のスタイルに挑戦する中で、自分の道、独自のスタイルを見出す。そこにダンスの美しさがあると思うんです。スタイルは一つではない。だからこそ、基礎トレーニングはもちろん、色々なスタイルを享受することが大事だと思います。

BDCの生徒に一言

BDCの生徒に一言

BDCは、本当に素敵なダンスの拠点だと思います。美しく、そしてプロフェッショナリズムに長けたダンサーや講師、スタッフに囲まれています。またとないチャンスを享受できる環境だと思うんです。

ダンサーの皆さんは、常に学ぶ姿勢を持ち、すぐに振付を習得してくれるし、注意したことを直そうとしてくれる。この姿勢がダンサーとして成功するためには絶対に必要だと僕は思います。

先生に言われる言葉ひとつひとつに耳を傾け、先生の作品に対する敬意を払い、そんなダンサーと一緒に踊れることが本当に嬉しく、毎クラス感謝の気持ちでいっぱいです。

とにかくたくさんのスタイルに出会ってください!そしてクラスで踊るだけではなく、ステージに立つこと。自分が習得したことを、他の人にどう「説明する」のかは、また違うステップでダンサーを成長させてくれます。

世界は複雑なことも多いけど、できないことなんてないんです。とにかく学び続け、夢を追ってほしい。そしてそのお手伝いが少しでも僕にできるのであれば、とても幸せに思います!

Marco VirgiliClass: JAZZ CONTEMPORARY CONTEMPORARY JAZZ

ローマにてクラシカルテクニック、コンテンポラリー及びモダンジャズを習得。Roberta Fontana、Jodi Goodman、Mia Molinariなど著名ダンサーたちに師事。

欧州のテレビ番組や舞台でダンサー・振付師として活躍。現在はパリのStudio Harmonic、ストラスブルグのLa-Fabrikで講師を務める他、イタリアで自身のダンススタジオを経営。振付師・講師としてダンサーの育成に努めている。

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