〜ダンスを聴く、音楽を観る〜
江﨑文武が音楽、磯谷博史が舞台美術として参画するダンス公演!
David Byrneのブロードウェイミュージカルの製作にも参加するORAが初の自主公演を開催。
宝塚歌劇団や劇団四季をはじめ、国内外で活躍しているダンサーを数多く輩出しているダンススタジオ BROADWAY DANCE CENTERの運営を行うORA (オープンロードアソシエイツ株式会社) が、ダンス公演 『机上の空論』を来年2月に開催します。
江﨑文武(WONK, millenium parade)が自身初となる舞台音楽を手掛け、舞台美術にはポンピドゥー・センターやサンフランシスコ近代美術館にも作品が所蔵展示され、国際的にも高い評価を得ている美術家・磯谷博史が参画。共に、今回初めて舞台の音楽、美術への挑戦となりますが、本公演のために書き下ろされた脚本の 世界観に共鳴して参加を決定。
ダンサー陣には、福田圭吾(新国立劇場バレエ団ファーストソリスト)、ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝、数多くの公演に出演している二山治雄(元パリ・オペラ座バレエ団)をはじめ、バレエ、ジャズ、コンテンポラリーのトップダンサーが集結。
気鋭の音楽家と美術家の2人がその世界観の魅力を増幅させていく、トップダンサーたちが織りなすストーリーにご期待ください。
【あらすじ】
静かな午後、図書館で哲学書を読んでいる私。いつの間にか眠ってしまい夢を見る。
そこは机だけで構成された机上の世界。しかも白と黑が支配するコンフリクト・ワールドだった。
モートンの熊手に翻弄され、二つのイデオロギーの狭間を揺れ動く私は、運命の人に出会いある啓示を受ける。
【公演概要】
– 公演日時
2024年2月9日(金)19:00
2024年2月10日(土)13:00 / 16:00
– 会場
渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール (website)
—ご来場のお客様へ—
※ご来場の前にご確認をお願いいたします。
【チケット】
5,500円 / 全席指定席
*未就学児は入場不可
*開場は開演の30分前
一般発売:12/10(日)10:00
チケット取扱:当日券:6,600円
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/ora-1/
Pコード:522-985
インターネット及びセブン-イレブン店頭で購入可能(クレジットカード決済可)
BROADWAY DANCE CENTER:スタジオ受付での販売分は予定枚数を終了いたしました。
チケットぴあにてお買い求めください。※1/30更新
【スタッフ&キャスト】
– 演出 本間智彩
– 脚本 山本公哉
– 音楽 江﨑文武(WONK, millenium parade)
– 舞台美術 磯谷博史
– 振付 本間智彩, muttan, 中村遥佳, Camden Loeser (Original:Chet Walker)
– 出演
福田圭吾(新国立劇場バレエ団) 二山治雄
ChiChi YUKINO 岩崎安里 木村莉桜 絹佳 後藤いずみ 紫竹康太
神亜優 宗田真依 竹内花野 田中瑞穂 中村遥佳 本堂環稀
荒川玲和 石川悠海 神崎舞 権田いくみ 福泉理紗 町田夏菜
– 照明 小笠原洋 (株式会社DORT)
– 音響 内藤勝博
– 衣裳 摩耶
– 広告デザイン 浦上悠平 / 出木場萌音
– 演出補 muttan
– 舞台監督 白石定
– Executive Producer 山本公哉
– Producer 樋口知香
– Co-Producer 梶原絵里
– 主催・製作 オープンロードアソシエイツ株式会社 (website)
– 協賛 BDC PILATES (website)
– 協力 BROADWAY DANCE CENTER (website)
【コメント&プロフィール】
<江﨑文武(音楽)>
舞台音楽を手がけるのは⻑年の夢でした。20代のうちに様々な形のビートミュージックに関わってきたある種の集大成、そして30代のはじまりを飾るサウンドをお届け出来ればと思います。
プロフィール
音楽家。1992年、福岡市生まれ。4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。 東京大学大学院修士課程修了。WONK, millennium paradeでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundy、米津玄師等、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、様々な 領域を自由に横断しながら活動を続ける。
<磯谷博史(舞台美術)>
「机上の空論」では、中間的な議論が排除された、極端な二つの正しさを行き来する人物が描かれてい ます。物事の別の側面を明らかにし、いくつもの正解という複雑さを受けとめることが芸術の役割であるならば、どれだけ正しく見えたとしても、たった一つの正解へと向かうその力学に対して抵抗する意 味を感じとりました。普段、私は展示する美術作品が、鑑賞者に身体的な影響を与える、ある意味で、振り付けという要素を意識しています。今回の舞台美術へのチャレンジは、その意識がもっとも直接的に具体化される瞬間です。振り付けとしての美術が、どう機能し、どのように演出に貢献できるか私自身とても楽しみにして います。
プロフィール
美術家。東京藝術大学で建築、同大学院およびロンドン大学ゴールドスミスカレッジで美術を学ぶ。写真、彫刻、ドローイングを通じて、知覚の複数性と時間の多様な性質を再考している。近年の展覧会に 、「動詞を見つける」(小海町高原美術館、⻑野、2022年)、「『さあ、もう行きなさい』鳥は言う『 真実も度を超すと人間には耐えられないから』」(SCAI PIRAMIDE、東京、2021年)、「Constellation s: Photographs in Dialogue」(SFMOMA、サンフランシスコ、2021年)、「Lʼ Image et son double 」(ポンピドゥー・センター、パリ、2021年)、「六本木クロッシング 2019:つないでみる」(森美術館、東京、2019年)など。
<福田圭吾(出演)>
ダンスは言葉を超えて感情を表現出来ると信じています。 今回の机上の空論では白と黑の狭間で揺れるイノセントな存在、私役として出演します。 いつの世も絶えず起こる争いの前に”私”はどのような答えを導き出すのか…。 この普遍的なテーマを様々な振付家のダンスに根ざし、空論ではなく具体的に生身の身体で表現する。 どこか相反しているようですが、それが舞踊芸術の根源だと思えます。 様々な創造的なエネルギーが生み出す大きな渦に、ダンサーとして全力で飛び込みます。 そしてこの舞台を終えた後、どんな新しい”私”に出会えるのか今から楽しみです。
プロフィール
新国立劇場バレエ団ファーストソリスト。大阪府出身。3歳からケイ·バレエスタジオにてバレエを始める 。同スタジオで矢上香織、久留美、恵子に師事。2001年こうべ全国洋舞コンクール·バレエ男性ジュニア の部第1位、02年ジャクソン国際バレエコンクールでスカラシップ、03年ローザンヌ国際バレエコンク ールでプロフェッショナル·スカラシップを受賞。同年英国バーミンガム·ロイヤルバレエで研修し、06年 新国立劇場バレエ団に入団。09年トワイラ·サープの『プッシュ·カムズ·トゥ·ショヴ』でプリンシパルに 抜擢され好評を博し、19年『アラジン』で主役を踊る。10年ソリスト、12年ファースト·ソリストに昇格。古典、現代バレエ、創作を問わず様々な作品で主要な役を踊りこなしている。NBJコレオグラフィッ ク・グループでは意欲的に作品を発表しており、振付家としての活躍も期待される。
【ORA (オープンロードアソシエイツ株式会社)について】
主催・製作を手掛けるORAは、1984年に設立のBROADWAY DANCE CENTERを運営。世界の第一線で 活躍するダンサーや振付師を講師として迎え、さまざまなジャンルにおいて、最新のテクニックとスタイルを習得できる環境を提供しています。これまでに世界11カ国でダンス公演を実施。近年では、ブロ ードウェイやウェストエンドにおけるミュージカルや演劇の製作に積極的に参加しています。また、10 年前より少人数制のマシンピラティス事業を開始し、現在、都内に10スタジオを展開中。
<ブロードウェイダンスセンターのウェブサイト>
https://b-d-c.jp/
<BDC PILATESのウェブサイト>
https://bdcpilates.com/