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2024.12.17
『BDC SHOWCASE 2025』振付師追加発表!
『BDC SHOWCASE 2025』振付師追加発表!
2025年7月に開催される『BDC SHOWCASE 2025』の演出家インタビューとオーディションの募集要項を公開いたしました。
ブロードウェイダンスセンターによる”踊りの祭典”『BDC SHOWCASE』演出・振付の講師陣と、大勢のダンサーたちと一緒に舞台を一から創り上げて行きます。
「BDCのショーケースに出た人にだけ見える世界がある!」と多くの人が言う、向上心溢れるダンス公演です。
普段は出会えないダンス仲間とも知り合うことができる、有意義なイベント。
意欲あふれるダンサーの皆様、ご応募をお待ちしております!
≪振付師追加発表!≫(2024.12.17)
『BDC SHOWCASE 2025』では長谷川達也・Leona Morimune・Marco Virgili が振付師として参加いたします。
長谷川達也(ジャズ)
Leona Morimune(ジャズコンテンポラリー)
Marco Virgili (コンテンポラリー)
開催日:2025年7月20日(日)・21日(月/祝) 4回公演を予定
(劇場入:7月18日(金))
(場当たり・通し稽古:7月18日(金)夕方・7月19日(土)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
<オーディション> 2025年1月12日(日)
演出:ユキジ・中村遥佳
振付師:
<ジャズ> 板橋由起・神部なるみ・久保田真理・桑山賀津子・神亜優・長谷川達也(追加決定)・ユキジ・ESPA・KAZUMI-BOY
<ジャズコンテンポラリー> 中村遥佳・Leona Morimune(追加決定)
<コンテンポラリー> 木原萌花・櫛田祥光・福田圭吾・ChiChi・Marco Virgili (追加決定)
<ヒップホップ> 宗田真依&橋本有一郎・Tomo
<バレエ> 山口智子
【BDC SHOWCASE 2025オーディション募集要項】
BDC SHOWCASE 2025への出演は1月12日(日)のオーディションへの参加が必須です。
<申込方法>
スタジオ受付にある申込用紙に記入し同意書と合わせて提出
<応募締切>
2025年1月6日(月)20:00まで
<参加費>
複数曲出演希望の方 22,000円(税込)
1曲のみ出演希望の方 16,500円(税込)
*参加費に含まれるもの
ナンバーリハーサル代、通し稽古代、パンフレット、衣装補助
<チケットノルマ・チケット料金>
ノルマチケット:20枚(4,500円(税込) /1枚につき)
※座席は整理番号付き自由席となります。
チケットに記載の番号順での入場となり、お席は自由席となります。
ノルマチケットの整理番号は抽選でのお渡しとなります。
<その他>
①参加費の支払い:オーディション合格者は、参加費を、1月12日(日)オーディション終了後にスタジオ受付にてお支払いください。参加費は封筒に入れ、氏名・会員番号を記載。封筒は封をしないでください。
②出演者顔合わせ: 2月1日(土)に顔合わせを行います。パンフレットの写真撮影を行いますので、必ずご参加ください。
③リハーサル:2月初旬よりリハーサル開始予定です。リハーサルは土日を中心に行います。
オーディションは演出家、振付師が舞台を制作するうえで、皆さんがどんな踊りをされるのかを確認させて頂く機会となります。
緊張せず普段のトレーニングの成果を是非見させてください!
出演を希望するナンバーのジャンルによりオーディションの集合時間が異なります。
出演を希望するすべてのジャンルの審査にご参加をお願いいたします。
≪バレエ審査≫
受付開始 17:00~ BDC スタジオ 受付
振り写し開始 18:00~ BDC スタジオ
≪ヒップホップ審査≫
受付開始 18:00 ~ BDC スタジオ 受付
振り写し開始 19:00~ BDC スタジオ
≪ジャズ・コンテンポラリー審査≫
※審査は2チームに分かれて実施します
ジャズ・コンテンポラリー審査【A】
・ピックアップナンバーへの出演を希望しない方
受付開始 18:00~ BDC スタジオ 受付
振り写し開始 19:00~ BDC スタジオ
ジャズ・コンテンポラリー審査【B】
・ピックアップナンバーへ出演を希望する方
※ピックアップナンバー以外のナンバーに出演することも可能です
受付開始 19:45~ BDC スタジオ 受付
振り写し開始 20:30~(予定) BDC スタジオ
BDC SHOWCASE 2025 演出家インタビュー
中村遥佳・ユキジ
≪演出家インタビュー全文はこちら≫
インタビュアー(以下「I」):来年2025年のショーケースの演出をされる中村遥佳さんとユキジさんにお話を伺わせていただきます。早速ですが、自己紹介をお願いします!
ユキジ:
日本女子体育大学卒業、茨城県出身です。茨城県でジャズダンスを学び、BDCではスカラーシップ生として修行させていただきました。2年ほど週末はアーティストのバックダンサー、平日はダンスとジムのインストラクター…コロナを機に教えの機会が増え、現在は高校ダンス部コーチ、ミュージカルの振付などで創り方、伝え方も日々勉強中です。そして今回は初の演出という機会をいただきました。人生で初!は一生に一度なので苦戦するとは思いますがとにかく楽しみたいと思います。
中村遥佳:
新潟県出身です。クラシックバレエから始めて、創作ダンスやコンテをやっていました。実は一度ダンスをやめて、大学を経た後、看護師として働いていました。もう一度ダンスをやろうと思い、BDCのスカラーシップ生を経て、今クラスを担当させていただいています。コンテンポラリーダンスの舞台作りや作品作りを学び、ジャズやコンテに出演したり創作をしています。怖い人じゃないので、ぜひ出会ってください!(笑)
I: 最初に演出を依頼された時のご感想を教えてください。
ユキジ:とても驚きました。前回はピックアップの振り付けをさせてもらいましたが、演出のお声がけは、「驚き×驚き」という感じでとてもうれしかったです。
遥佳:単純に嬉しかったです!
I: BDCショーケースでの経験についてご自身の言葉で教えていただけますか。
ユキジ:ショーケースは 、普段習っている先生や他の先生をさらに知るきっかけになる場だと思います。先生たちにとっても挑戦の場なんです。なので、出演者の方にも先生の挑戦に着いていく!と思ってもらえたら嬉しいです。
今の自分は今しかないから、今、舞台に乗せてみてほしいです。今年も来年も自分は違うじゃないですか?レッスンに熱心に「自分の今」「日々の課題」をぶつけるきっかけになったらいいな、と思います。
遥佳:ダンス を仕事としてやっていきたい人でしたら、自己管理能力が強く身に付く場でもあります。人それぞれで自分しか知らない状況があります。自分が言わなかったら発見してもらえないですし、期間も長いからどう自分をコントロールするか、ナンバーごとの切り替えなど、いやでも身に付きます。
趣味でダンスをやっている人も同じだと思います。こんなに大きな舞台で大勢と一緒に同じ目標に向かってやっていくことなんてあまりないし、とにかく体は鍛えられます!
ユキジ:それから、一つの舞台でこんなにいっぱいのナンバーに出られる、というのも特長です。一般的な発表会だと、普段レッスンを受けている先生の一曲に集中して、というのが多いですが、BDCのショーケースは複数曲に出演することができます。ヘアメイク、衣装、モードなど、瞬時に変えてステージに立つことを学ぶことができます。
実際に仕事で舞台に出ようと思ったら、早替えとか問題ないです、と言えるようになる。靴紐の結び方、衣装の置き方とか、メイクとか、ヘアセットとか。一番早いやり方を考えてできるようになります。
I: それでは今回のショーケースの演出プランについて、少し聞かせてください!
ユキジ:「ヒューマン」をテーマにします。人間の感情を表現したいです。心理学的に「感情」って実はいっぱいあるんです。でも大人になるにつれて、ネガティブなものを無視してしまったり、SNSやAIなどで「感じる」ということを真正面から受け止めなくて良くなったのではないか、と思います。でも人生ってそういうものではないし、いろんな感情があって成り立っていると思うんです。なので、感情を晒してるダンサーを見たい、それに振付の先生たちと挑戦してみたいと思っています。アクト全体を繋げていき、観客の感情が動くような流れをつくり出したいと思っています。
遥佳:私は、「言葉」をコンセプトに、「道標」をテーマにしたいと思っています。振付の先生たちには、ご自身が大切にしている言葉や一説、自分の指針になる言葉を選んでもらっています。
自分自身も言葉を大事にしているし、先生方一人一人が心に大切にしている言葉を知ることで、踊りはもちろん、その先生の人となりが並び立つような、先生をより知ることができるアクトになったらいいな、と思います。
ダンスと言葉は対極に置かれがち、言葉にできないことを踊りで表現している、考えるな感じろ、と言われて育った人もいると思います。それは納得できるけど、本当にそれだけか?と思う自分もいるんです。作る側も、踊る側も言語化するということにストイックに向き合ってみたいという思いがあります。
言語化は理解につながるし、何を踊っているのか、何を表現したいのか、理解して舞台に立っていくことが必要だと思うんです。
ダンスの世界では言葉にすることは嫌われがちですが、それに問題提起をしてみたい、というのが私の狙いでもあります。
ユキジ:自分が人間であることを認めてほしいという想いがあります。今の自分を、いい年もあれば、大変な年もある。それをそのまま受け入れられるようになりたいという想いがあります。
全部クリアできるわけではないから、その時の感情の変化を受け入れて、認めてあげてほしい。
自分の視野を広げてあげて、愛してあげる、そうしたらもっとダンスも世界も好きになると思うんです。
I: 今回のピックアップナンバーについて、教えてください。
遥佳:二人で話し合って、今回はピックアップアクトではなく、それぞれのアクトで1曲ずつ、ジャンルごとに分ける予定にしています。出演する側のいい意味での競争を促したいです。ライバルとされるダンサーと切磋琢磨してほしいと思っています。
ピックアップに出る人たちは、先生にうまくしてもらうのではなく、自分が積み上げたものを先生に持っていく姿勢が必要です。指示がなかった時に無にならずに、自分でキャッチして作っていく人になってほしいです。
ダンスのスキル、キャッチ力、対応力、コミュニケーション能力など全て丸ごと求められる場であってほしいです。
ユキジ:自分で考えるダンサーになってほしいし、そういう人に出演してほしいです。これはお金では買えないもので、とにかく体験してやってみるしか方法はないんです。人間しかできないこと、生でしかできないこと、肉体で何かをするということが大事だと思います。こんなに踊っていられるのがずっと当たり前に続くかはわからないですから。
I: 最後にダンサーの皆様へメッセージをお願いします!
ユキジ:まずオーディションについてですが、今回はビデオで先に振付はお渡しせず、その場で振り入れをします。同じ場で、同じ時間で挑戦をみたい、用意どんでできない、できた、というのを楽しんでほしいです。
出演する振付師の方々とのご挨拶の場、私こういうのをやってまして、というダンスを介した”よろしくお願いします”をしてください。おしゃべりするように踊ってほしいです!膨大な量ではないので、怖がらないで!
遥佳:オーディションを受ける機会って、ないと思うんです。その特別な緊張感を楽しみに、お祭りに来るぐらいの気持ちできていただきたいです。それにオーディションという目標を掲げると普段のレッスンの意識も変わって来ます。実はその気持ちだけで、能力は向上します!!審査だけではなく、プロセスを応援したい、みなさんにとってもいいことがあります。みんな気持ちは一緒です!
ちなみに、今回締め切りが例年より早いので、お間違いなく!!
ユキジ&遥佳:
今回はリハーサルのかぶりもなるべくないように、我々も努力します。効率よく、参加しやすいように変えていくつもりです。チケットノルマについても、出演するからには多くの人に見てもらえるダンサーになろうと思って欲しいですし、お客様からお金をいただけるだけの踊りを届けられるダンサーを目指していただきたいです。
“いつか”はありません!!レッスンがずっとあると思っている方、上手になったら出ようと思っている方。明日も踊っていられるか、レッスンがあるかは分からないんです。だから今なんです!
本当に本当に楽しみにしています。会いに来てください!ご参加お待ちしています。よろしくお願いします!!
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